有頂天から始まる地獄

顕真学院からすぐ近くに見通しの良い直線の農道があります。信号もない、

見通しの悪い交差点もない、交通量も少ないので車で走ると、目を

閉じていても走れるぐらい非常に走りやすい農道なのですが、昨日、

田んぼに落ちた車を見かけました。これで今年2台目です。私が

顕真学院に来てから、ちょくちょく田んぼに落ちた車を見かけます。

この農道は雪が積もると田んぼと農道と区別がつきにくいので、

危ない道になるのですが、昨日は、絶好のドライブ日和でした。

推測の域を出ませんが、余りにも走りやすい為、気が緩んで

しまったのが原因なのではないかと思います。自惚れ、慢心は

仏法者を最後まで苦しめるものだと教えられています。仏法者だけで

なく、日々の生活、仕事の中で、失敗することがあると思いますが、

失敗した原因は慢心ではないでしょうか?何事も最初は、緊張して、

不安なので、何度も何度も確認をしたり、練習をしたりするから、

うまくいっていた事も、慣れてくると気が緩み、手を抜いた為に

失敗をしてしまうというのはよくあることだと思います。上司から

頼まれた事を覚えていることができると思ってメモを取らなかった為に、

忘れてしまい、頼まれたことができなかった、とか、自分の能力に

自惚れて、人からの注意を聞くことができず、いつまでたっても

向上できないなど、いろいろあると思います。何事も慣れ始めると、

油断して、大きな失敗をしやすくなります。その為か、油断大敵、

勝って兜の緒を締めよ、百里の半ばを九十里とする、など、

自惚れ心を戒める言葉というのは多いように思います。初心を忘れず、

初心を貫くことは容易ではありませんが、慢心は叩いても叩き

過ぎる事はないと戒めていきたいと思います。