反応を示す

上司、先輩から何か聞かれたら、すぐに反応をすることは基本中の基本です。

まして、自分が尊敬している方が仰られたのに、何にも反応しないのは失礼です。先生の

問いかけに弟子が何の反応もしないことは普通、考えられません。しかし、そんなお経が

一切経、七千余巻の中にあります。阿弥陀仏とその極楽浄土について説かれた阿弥陀経と

いうお経がそれで、無問自説経と言われることで有名です。お釈迦さまは舎利弗という

お弟子の名前を何度も言われているのに、当の舎利弗はただの一度の返事もしていません。

お釈迦さまもそれを気にされることなく、まるで独言を言われているかのように、説かれて

いかれます。なぜ、舎利弗はお釈迦様の問いかけに反応されなかったのか、というと、

お釈迦さまが説かれる阿弥陀仏の極楽浄土の様子があまりにも素晴らしく、ただただ感動して

おられたからです。

 これは例外ですが、私も尊敬する方の問いかけにすぐさま反応し、失礼のないように気を

つけていきたいと思います。